浙江省青田県で産出される流紋岩質凝灰岩で、歴史は約1700年前まで遡り、浙江博物館に六朝時代の副葬品の豚の彫り物が所蔵されています。元代の超孟頫により青田石の灯光凍が作印に使用され始め、明代には既に高級印材としての地を築いていたようです。明代以降は南京等の大量消費地に運ばれ篆刻の材料として消費されるようになります。近年においては日本にも篆刻教材として大量に舶来されています。青田石には数多くの坑道があり、現在多く舶来している青田県山口鎮だけで封門石、旦洪石、尭土石、白垟石、老鼠坪石と坑道が数か所あり、更に少し離れたところに塘古石、周村石、山炮石、北山石、方山石、季山石、武池石などの多くの坑道があります。一概に青田石といっても多種多様で、緑色の石もあれば、紫色や赤色や茶色っぽいものなど、工場はその時その時に状態の良い材料をあちこちから仕入れるために、篆刻教材用の青田石を輸入しても毎回微妙に石質が変化します。坑道から運び出された石材の多くは建材用途に使用されるらしく、印材になる石はその中の一部分の石印材に適している鉱脈部分のみです。特に封門坑などではほんの少しだけ採れた凍石はオークションにかけられ凄まじい価格で取引されるようになってしまい、超富裕な愛好家以外には全く手出しができない宝石になってしまいました。当店では、篆刻教材用の青田石をA級青田青白章、透明感があり雑物がほとんど混入しないところを厳選したものを特級青田純白章として区別して販売しています。いずれも出荷前に全量検品して印面の亀裂や雑物があるものは極力避けていますが、自然石のため人によっては見方が異なりますので予めご了承をいただいた上でご利用いただければ光栄でございます。
A級青田青白章
種類 | 0.6×0.6x5cm, 0.7×0,7x5cm, 0.8×0.8x5cm, 0.9×0.9x5cm, 1.0×1.0x5cm, 1.2×1.2x5cm, 1.5×1.5x5cm, 1.8×1.8x5cm, 2.1×2.1x5cm, 2.4×2.4x5cm, 3.0×3.0x5cm, 3.5×3.5x4cm, 4.0×4.0x4cm, 4.5×4.5×4.5cm, 5.0×5.0x3.5cm, 5.5×5.5×3.5cm, 6.0×6.0x4cm, 6.0×6.0x2.5cm薄型, 6.5×6.5x4cm, 6.5×6.5×2.5cm薄型, 7.0×7.0x4cm, 7.0×7.0x2.5cm 薄型, 7.5×7.5x4cm, 7.5×7.5×2.5cm 薄型, 9.0×9.0x4.5cm, 12x12x6cm, 15x15x7.7cm |
---|
以前にこの商品を購入したことのあるログイン済みのユーザーのみレビューを残すことができます。