胡天注が1700年代に創業した墨店が胡開文です。店名の開文は徽州府孔廟の“天開文苑”の額からとったということです。数ある胡開文を名乗る工房の中でも歙県徽墨廠が前身の本流筋で自らを他と区別するために頭文字に“老”を付しているのでしょうか、その老胡開文でさえもあちこちに数軒あるようです。それぞれの皆様が我こそが我こそが胡開文の継承者ですと競り合っているようにも見えます。1999年から会社内に安徽歙硯廠も併設されていて、歙州硯の老坑原石を大量に収蔵し専門の硯工が製硯に精を出しています。
老胡開文 高級鉱物十二彩墨
在庫あり