新端渓といっても明末清初から採石される歴史ある坑道で、賛否両論ありますが当社では沙浦の新麻子坑を麻子坑、端渓の本物の麻子坑を旧麻子坑または旧坑麻子坑と勝手に表示し、端渓硯も端州硯もひっくるめて端渓と総称し勝手に表示しています。どこの産地の磁器も総称してセトモノと呼ぶようなものと同じ感じです。
端渓 麻子坑 長方型
業界用語で沙浦麻子と呼ばれる石で、旧坑端渓硯の麻子坑に似ていることになっている新端渓です。一般には羚羊峡より東数十キロの範囲にある坑道を総称して沙浦坑とか斧柯東坑と呼ばれています。厳密には端渓という渓谷一帯から産出される石ではないので端渓硯ではなく端州硯または端硯です。