書道用品・篆刻用品の製造・輸出入、雄勝玄昌石硯・工芸品・建材の製造元

会社概要

会社名 株式会社春日 KASUGA Co.,Ltd.
代表取締役 春日常貴 KASUGA TSUNEKI
代表取締役 春日常貴
事業内容 雄勝玄昌石硯・工芸品・建材の製造
書画篆刻用品の製造、輸出入、三国間取引及び関連事業
本社住所 宮城県石巻市雄勝町上雄勝3丁目6番
(東日本大震災の津波の影響で休止中、いつか戻れるように本社登記はそのままにしています。現在は原っぱになっています)
本社住所
実質本拠地 宮城県登米市(とめし)登米町(とよままち)日根牛北沢77-6
実質本拠地
輸出営業所

中国江蘇省蘇州市
中国陝西省西安市
中国安徽省宣城市
中国広東省深圳市
香港特別行政区九龍油麻地
輸出営業所1

資本金 3,000万円
創業 嘉永二年(1849年)雄勝硯600年の歴史の中、室町時代~江戸時代にかけて創業。
幕末の混乱、三陸大津波、太平洋戦争、東日本大震災により資料滅失の為詳細は不明。現存する資料と祖父や大叔父からの言い伝えで判明しているのは江戸時代、嘉永二年に春日栄治が山梨の雨畑硯の産地鰍沢鬼島村の天野宮家の天野宮とよと婚姻し、その長男春日常治郎(現社長の高祖父)の時代には職人を抱え、既に各地へ出荷していた模様です。
江戸時代に既に宮城と山梨の硯産地同志の交流があったとみられ、当家でもその時代既に製硯業を生業としていたようです。先祖に確認もできないので資料に残る嘉永二年を勝手に創業年としました。
創業
設立 平成20年法人成り・株式会社設立
適格事業者登録番号 T3370301002572
ウェブサイトURL https://kasuga-japan.com/
メールアドレス maido@kasuga-japan.com

代表者経歴・会社沿革

1991年

宮城県石巻高等学校卒
関西大学商学部入学 来住哲二教授に師事 貿易実務論専攻。
探検部入部 部活動先輩たちのタクラマカン砂漠探検に影響され自らも1992年新春に神戸から船に乗って中国放浪の旅へ。
春節の大移動に巻き込まれカルチャーショックを受ける。
通じない言葉を駆使して上海朶雲軒の店員に端渓硯の産地を聞き出し37時間汽車に乗って広東省の端渓硯の産地肇慶を探検しに行ったのが現稼業の始まりに。
春節の広州駅 出稼ぎ人の帰省にラッシュに巻き込まれる当時の汽車に乗車する様子 我先に乗らないと乗りっパグれる群集心理

1995年

上海同済大学短期留学
探検部活動においてアラスカに遠征していたため4年で卒業できず大学5年生まで熱心に勉強。
アラスカユーコン川3000㎞をカヌーで下り流域の原住民の方々を訪れる旅アラスカユーコン川3000㎞をカヌーで下り流域の原住民の方々を訪れる旅

1999年 東京日本橋で商社マンとして勤務した後、中国の商社へ飛び込み入社、丁稚奉公
余暇は独学で書道用品産地を踏査し仕入れルートを開拓、余った時間で、上海対外貿易学院、広州既南大学、上海金融高専をはしごして中国語、書画、中華料理を学習。
この間に中国から実家へ書道用品の輸出開始。
2002年 中国から帰国 家業の製硯業を手伝いながら本格的に書道用品輸入業務開始
2008年 家業の在庫、商権を父から買い取り法人成り・株式会社設立・代表就任
2011年3月 東日本大震災の大津波により自宅・会社すべて壊滅 ほぼ全財産失う
1か月後から東松島市の母親実家にて事業再開
津波に飲み込まれていく雄勝町津波翌朝の雄勝町重いものは津波に流されず残った倉庫跡に残った文鎮 重いものは津波に流されず残った震災三日後くらい 東松島市の避難先で
2011年6月 登米市の中古工場購入・改装 本格的に業務再開
震災後の大混乱の中、中古工場を自分で改装震災後の大混乱の中、中古工場を自分で改装ダンボールの机とコピー機一つから再出発
2012年 日本製の書画用品を中国へ輸出開始、中国各地に営業拠点を設ける
北京輸出展示会初めて開設した蘇州営業所中国の親分連中からも復興支援をいただく
2019年 兼業漁師を始める
2025年 現雄勝硯生産販売協同組合副理事長
現全国書道用品生産連盟理事

海外製造拠点・販売網

北京市上海市天津市
黒竜江省山東省山西省
遼寧省四川省陝西省
甘粛省河南省安徽省
江蘇省浙江省江西省
福建省湖南省広東省
香港台湾新疆自治区